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2017/09/29

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弊社で定期発行しておりますロボット通信についてご紹介いたします

このロボット通信はメールマガジン登録を頂いているお客様や以前に名刺交換をさせていただいたお客様へ

配信させていただいております。

ロボットに関する様々な情報を発信しており多くのお客様にご愛読いただいております!

今回の内容は・・・

■モータ・減速機の故障
■■協働ロボットのレンタルはじめました!
 

紹介しております。

初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います

また、配信ご希望の方は「お問い合わせ」フォームよりお申し込みをお待ちしております!

今月のトピックス: モータ・減速機の故障


産業用ロボットの各軸機構部はモータ・減速機にて構成されています。
ロボットが稼動すればこれら部品の経年劣化は避けられません。


「どれくらいで故障するの?耐用年数は?」というご質問をよくいただきますが、これについてはロボット毎に稼動条件(仕様・動作速度・ロボットの姿勢など)が異なり、それにより各軸が受ける荷重も異なりますので一概に年数を割出すことができません。


ですので、モータ・減速機の交換時期を予測するには、個別にロボットを定期観測する必要があります。
そこで、観測手段としてお客様にて実施いただける、「ユーザー自主点検」、「負荷率測定」をご紹介いたします。

ユーザー自主点検


①ロボット各軸のガタ有無確認 
②ロボット各軸の振動・異音の有無確認 
③モータの発熱の有無確認 
④各軸ブレーキの作動確認 
 [サーボON→OFF時にロボットの軸落下現象が発生の有無を確認]
 ※ロボットの操作・稼動範囲内での作業が発生しますので、労働安全衛生法に則って作業を実施してください。
  不可能な場合は決して実施しないでください。

負荷率測定


①動作プログラムの選定 [毎回同じプログラムを使用してください]
②負荷率測定 [ティーチングペンダントの負荷率表示(平均負荷率)にて測定]
③各軸の負荷率を記録 [前回数値との比較にて負荷率の急上昇の有無確認]
 ※測定した数値は記録・保存してください。

不具合の兆候を察知するには小まめな点検・測定が必要です。
出来る限り短い周期で実施いただけると不具合の早期発見につながり易くなります。
但し、ロボットの点検には危険も伴いますのでくれぐれもご注意ください。

今月のつぶやき:協働ロボットのレンタルはじめました!


最近、展示会に行くと協働ロボットのブースが賑わっています。
展示方法も産業用ロボットと異なり、柵が無く実機に触れられるので面白いと好評です。
私も実機に触れて、安全性を体験してきました。皆様も既に体験されましたか?


弊社では、協働ロボットをお試しいただく機会を創出できればと考え、協働ロボットのレンタルを始めました。
メーカーはFANUC、ユニバーサル、ABBと取り揃えております。


これからの労働人口減少対策として注目されている協働ロボットを是非一度お試しください!

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