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2017/07/12

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弊社で定期発行しておりますロボット通信についてご紹介いたします

このロボット通信はメールマガジン登録を頂いているお客様や以前に名刺交換をさせていただいたお客様へ

配信させていただいております。

ロボットに関する様々な情報を発信しており多くのお客様にご愛読いただいております!

今回の内容は・・・

■ エアー漏れによる損失
■■ 「ライナー」と一緒に「インナー」の交換もお願いします!
 

を紹介しております。

初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います

また、配信ご希望の方は「お問い合わせ」フォームよりお申し込みをお待ちしております!

今月のトピックス:エアー漏れによる損失


製造工場におけるエアー漏れは、ガス漏れとは異なり環境を汚染することもなく、火災の危険性もありません。
また、人体に無害で漏電時のような危険もありません。更に目に見えない、においがないなどの観点から放置されることが多いのが現状です。
しかしながら、工場で使用される各種エネルギー(電気・水・各種ガスなど)のうち、消費が最も大きいのが電力であり、なかでもコンプレッサ用電力が全電力の10~20%を占めていると言われています。
つまりは、「エアー漏れが電力の損失に大きく係っている」ということです。

製造工場におけるエアー漏れ


製造工場におけるエアー漏れは、≪加工工程≫で全体の25%、≪組立工程≫では20%に及んでいます。(某エアー機器メーカー統計より)
これらの損失は、生産に係っていない完全なロスとなります。

エアー漏れ対策は、電気と比べて簡単に省エネ・経費削減に繋がる行動ですので、今まで取組まれていない企業様は是非ご検討ください。

エアー消費量削減 実戦するポイント

①コンプレッサー 吐出圧力の見直し
 ⇒0.1MPa下げた場合、4~5%の省エネ
②コンプレッサー 吸込空気の温度管理
 ⇒30℃から10℃まで低下させた場合、3%の省エネ
③コンプレッサー 吸込抵抗の見直し(フィルターの清掃)
 ⇒吸込抵抗を200mmAq低下できた場合、1%の省エネ
④ホース破損部からのエアー漏れ対策
⑤配管継ぎ手部等からのエアー漏れ対策
⑥エアブローガン用ノズル径の見直し

今月のつぶやき:「ライナー」と一緒に「インナー」の交換もお願いします!

最近、溶接ロボットで「インナー」の交換をし忘れたが為に、ワイヤー送給不良でロボットが停止してしまうという事例が立て続けにありました。
惜しいことに、皆さん「ライナー」は交換されているんです。

「インナー」、「ライナー」を一緒に交換していただいていれば・・・。

大事なことなのでもう一度言わせていただきます。

「インナー」、「ライナー」は定期的に一緒に交換してください!

ロボットの仕様によって型式が異なりますので、不明な点があればお問合せください。

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